こんにちは!
売買部の斎藤です(^^)/
寒くなってきましたね~。そしてあっという間の12月。。。
2025年も残すところわずかとなりました。
今年の不動産市場を振り返ると、金利・物価・住宅供給・投資需要…さまざまな要因が複雑に絡み合い、例年以上に「動きの早い一年」だったと実感します。
ご相談いただくお客様の傾向や、現場で感じた変化を踏まえて、2025年の振り返りと、これから購入を検討される方へのアドバイスをまとめてみました。
【2025年どう動いた?】
①金利上昇局面が続き、「買い急ぐ動き」と「慎重派」の二極化
日銀の政策変更をきっかけに、今年も住宅ローン金利はじわじわと上昇しました。その影響で、「今のうちに」動く買い急ぎ層と金利動向を見ながら慎重に進める層の二極化が顕著でした。特に都心部や人気エリアでは、ローンの総支払額を気にしながらも、依然として“実需の強さ”が市場を支えました。
②中古マンションの価格は高止まり、ただし“選別の時代”に
新築価格の高騰を受けて、中古マンションの人気は依然として高い一年でした。
ただし今年は「どれでも売れる」ではなく、・立地力・管理状態・修繕積立金の健全性といった“物件そのものの質”を見極める方が増え、価格にも明確な差が生まれるようになりました。
③投資用物件は利回り調整の流れに
投資家の動きも変化が大きかった一年です。
管理費・修繕積立金の値上げ、金利上昇の影響を受けて、利回りの基準を見直す投資家が増え、「利回りの底上げ」が市場全体のトレンドでした。
売主側の強気価格が通りにくくなり、適正価格へ調整が進んだ面もあります。
【これから購入を検討する方へのアドバイス】
① “今買うべきか”ではなく、“何を目的に買うのか”を明確に
金利・物件価格の変動は誰にも読めません。だからこそ大切なのは、購入目的の明確化です。生活スタイルなのか、将来的な資産形成なのか、目的がはっきりすると迷ったときに「戻る基準」ができます。
②物件を見るときは“建物の未来”を見る
価格・間取り・築年数だけで判断すると、将来的に想定外のコストが発生することも。特にマンションなら、修繕積立金の状況、管理組合の動き、長期修繕計画など10年後・15年後まで視野に入れて検討しましょう。
③金利よりも「キャッシュフロー」を重視
金利の動向に振り回されず、無理のない返済計画かどうか考えましょう。
住宅ローンは「借りられる額」ではなく「返していける額」で考える方が満足度が高い住まい選びになります。
④気になる物件は早めの情報収集
近年は、ポータルサイトに掲載される前の段階で情報が動くケースが増えています。信頼できる不動産会社を見つけ、条件を共有しながら水面下で動いている情報もゲットできるようにしおくと選択肢が一気に広がります。
【最後に・・・】
2025年も大変お世話になりました!!
今年、売買のお取引で関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。
不動産は、一つとして同じものがありません。
だからこそ、悩んで悩んで選んだ住まいは、きっと人生の大きな支えになります。
これから購入を検討されている方の不安や疑問に寄り添いながら、
来年もお一人おひとりにとって“最良の一歩”をサポートできれば幸いです。































