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さよなら原宿駅

「原宿」駅は3月21日に新駅舎がオープンし
96年の歴史に幕を下ろすこととなりました

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1924年に誕生したこの駅舎は、15世紀から17世紀にかけて北ヨーロッパやイギリスで流行した「ハーフ・ティンバー」と呼ばれる建築様式を取り入れているようで、前面に露出した柱などの枠組みと白い壁、そして屋根の上に乗った八角の尖塔が特徴的で、原宿のシンボルだったので、なくなるのは少し寂しい気がします。

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東京駅丸の内駅舎が都内に現存する最古の駅舎であるのに対し、原宿駅の駅舎は都内に現存する最古の木造駅舎だったみたいです。

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貴重な文化財として保存を望む声も多かったみたいですが、駅舎の老朽化が進んでいること、原宿駅周辺が防火地区に指定されていて、旧駅舎は耐火基準を満たさないことなどから、安全面を理由に旧駅舎の解体を決定したとのこと。
東京駅は鉄骨レンガ造りなので解体されなかったようです。

今後、旧駅舎のデザインを出来る限り再現した新たな駅舎を建設する予定としているようですので、気持ちを切り替えて、新しい原宿駅の姿がどのようなものになるのかを楽しみにしたいと思います!!