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中古住宅を買う!見極め方やローンの組み方は?

こんにちは、本店の斎藤です。
売買ブログにも登場しちゃいます!
さて、本日はあるお客様からの声をヒントにブログを書いてみたいと思います。

A様「中古住宅の購入を考えていますが、新築と同じ住宅ローンでいいの?

中古住宅をご購入される場合はリフォームの有無が大きく影響してきます!
予算内の物件を探して、いざ内見に行ってみたら手付かずの状態で売り出されていたためリフォーム費用が大幅にかかり予算オーバーになってしまった。なんてお客様もいらっしゃいました。
せっかく気に入った物件があったのにそんな結果になったら残念ですよね。
ですから、まず不動産会社さんで紹介されている物件が「どの程度の状態か」を知ることが大事ですね。
物件資料には「リフォーム履歴」なども記載されていますので、その部分も要チェックです!

まず、中古物件を購入してそのまま住む場合と、リフォーム前提で手付かずの物件を購入するとでは住宅ローンの組み方が異なってきます。(中には、買取専門の不動産業者が販売している物件など中古物件でもすでにリフォーム済みでモデルルームのような状態になっている場合もあります。)

住宅ローンの組み方は以下のようなパターンがあります。
リフォーム済みの物件を購入する
購入後そのまま住む場合は、マンションや建売住宅の購入と同じように住宅ローンを借り入れ、一括で支払います。
ここでポイントは、見た目は「すぐ住める~!」とテンションが上がりますが想定外の工事等が発生しないよう、購入前のチェックは入念に行ってくださいね。

中古物件を購入してリフォームをする
①住宅ローンを利用する
物件の購入用に住宅ローンを組み、リフォーム費用は自己資金の現金で支払う方法です。リフォーム費用が少額の場合や、自己資金に余裕がある場合はこの方法がおすすめです。
ポイントは、耐震・バリアフリー・省エネのリフォームなら現金での支払いも減税対象になります。

②住宅ローン+リフォームローンを利用する
物件の購入用に住宅ローンを組み、リフォーム資金としてさらに「リフォームローン」を組む方法です。リフォームローンには銀行系(最長15年のものが多く、融資額500万円程度、無担保の場合もあります)とクレジット会社系(借入期間10年程度、融資金額300万円程度)があります。

③リフォーム用パッケージ型ローンを利用する
物件の購入とリフォーム工事に必要な資金を、1回の手続きで借りることができるパッケージ型ローンを利用する方法。フラット35(リフォーム一体型)なら通常の住宅ローンと同じように最長35年で組むことができます。フラット35Sの条件を適合させる場合や、高額になる水廻りなどを大幅にリフォームする場合におすすめです。
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リフォームの費用は水廻りなど最低限の工事を行うだけでも400万~500万円程度かかります。クロスや間取りなども変更したい!などと手を加え新築同様の快適さを求めるなら1,000万円ぐらいは見積もっておいた方がよいでしょう。
「マイホーム」という大きな買い物をするわけですから、自分たちの納得のいく「マイホーム」にしたいですよね。

気に入った中古物件があった場合はどのくらい内装をした方がよいかすぐに検討しましょう。弊社でも内装業者の紹介やご相談が可能です。
その住宅に快適に住めるようにするためには実際どれくらいの費用がかかるかは「見た目」だけではわかりません。購入前はプロ(建築士や内装業者)の視点で必ずチェックしてもらいましょう。
おおよその概算が出たら、いざ上記のような住宅ローンの組み方を考えていきましょう。


矢島不動産管理の売買は、ただ物件を紹介し買っていただくだけではありません。
お客様とお会いし、たくさん話し、知ることでご本人だけでなくご家族様を含めた人生プランを一緒に考えていきます。
先日も「あ~重い腰を上げて来店したおかげで、なんだかスッキリしました」とお帰りになられたお客様がいました。
不動産屋に入るって少し抵抗があるかもしれませんが、弊社はそんなことを感じさせないアットホームな会社です。売買、相続、投資、賃貸、時には世間話も・・(笑)
矢島不動産管理になんでもご相談ください!

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